天満宮=受動的なイルパラッツオの証拠
これを証明するのは簡単である
1:秘密を知りすぎたものとして排斥されなかった事
Holy Brownieでは秘密を知りすぎたものを排斥するピオラ達の姿が書かれている
もし天満宮が本当にコアの解析で辿り着いた人間なら排斥されている筈
2:「何か」が天満宮の事をイレギュラー扱いしなかった事
天満宮の事を「知らない何か」を起こした人間扱いしなかった
もし天満宮が本当に人間ならコアと同化つまりは
「人間と妖精の同化」の事を「知らない何か」と扱うはず
事実Holy Brownieでも妖精が人間に憑依する事はあったが
人間が妖精に憑依したり、人間と妖精が同化するなんて事はなかった
つまり「人間と妖精の同化」は知らない何かの一種の筈だからである
3:蒲腐博士の話を与太話扱いしなかった事
「蒼が緋を封じた」になりうる話をする蒲腐博士の話の事を与太話扱いしなかった
もし天満宮がただの人間なら
蒲腐博士の提供したコアが模造品だと気づいたとき
蒲腐博士の話の信憑性そのものを疑うはず
これらは天満宮がただの人間ではなく受動的なイルパラッツオそのものだと言う事を示しており
五条は人間という点と矛盾する事実なのだ
これが何を意味するのかの手がかりは「メンチ以外の住人全員妖精」だという事である
初期のころエクセルは木偶人形と風船人形を作っていた
最終話でもエクセルは木偶人形を作っていた
そしてハイアットとエルガーラの事を「作り直した」と言っていた
これは「木偶人形および風船人形に妖精が憑依したもの」がF県F市民の正体であり
これでF県F市を作っていたのである
つまり四王子五条も木偶人形または風船人形でできた妖精なのである
つまりコアを得て帰る事が出来る様になったのは
エクセルとイルパラッツオと六本松一式と六本松二式と何かと天満宮のみを意味するラストが
単行本ラストであり
更にいうと碧のコアを見て天満宮は驚愕し
本物の蒼のコアを見ても「あれ(毒ババァ)」は扉から出てこなかったと言う天満宮の姿から
何かが松屋に語った「もうひとつのコア」とは本編で登場した3色のコアではない事が判明するのだ
言い換えれば「もうひとつのコア」が扉の中に封じられていると言う話を天満宮は掴んだ事になり
Holy Brownieの作品内容から緋のコアは「ピオラを封じ込めるために用意された収監コア」だと言う事が判明するのだ
そしてフォオが複数体いる事からHoly Brownieとはピオラの事を指していることは明白
それがなぜ「毒ババァ」になったのかと言うと
「毒ババァ」とは「世を忍ぶ仮の姿」であり
全ての知識を手に入れた天満宮が知らなかったのもそのためだと言う事が判明するのだ
話を戻すと、天満宮の話だと美和は死んだと言う事になっており
エクセル達の行き先なら美和に合えるという話なのだが
それだとエクセル達はあの世に向かおうとしている事になるのだ
それか美和は何かを起こした事になるのだ
何故美和の事をそうまでしてでも隠そうとしていたのか?
それは「蒲腐博士と天満宮の出会いそのものが嘘の出来事」だと言う事を意味しており
蒲腐博士が天満宮に模造品の蒼のコアを提供したエピソードそのものが嘘だと言う事を意味しており
そうまでしてでもソラリア大消滅直後の事だと言う事を伏せておきたいという思惑によるものなのだ
つまり嘘のエピソードの犠牲者こそ天満宮なのである