ndde’s blog

色々なことを書くブログです

台本通りだったらこうなっていた

 

 襖を開けた事により未来は大きく変わったというが

襖を開けた後の展開のことを「計画通り」とムルムルがコメントしていたことから

死体が発見されることとループが明るみになることは「台本」通りの展開だと言う事がわかるのだ

しかし「未来が大きく変わった」といった以上「台本」を覆した事になる

「観測者に死体を発見されずに済んだ」も

「3番目の死体の身元がわからないままだった」も

「網膜認証を容易にあけられた」も

ムルムルの嘘である

なぜなら観測者が死体を発見したのは

襖の死体の事をデウスは知っており

それを明るみにするために行った工作活動の一種

襖が開けられたときデウスがコメントしたのもそのためである

つまり雪輝が死体を発見しなかったとしても観測者が死体を発見することになっていた

そして雪輝は死体の事を知ることとなった

そしてループに気づいているから観測者にそれを暴かせただけの話

つまり3番目の死体の身元も明るみとなっていた

つまり11thも死体の事を知るわけだから網膜認証の件もそのままと言う事になる

さらにいうと「死者が蘇る事がないを知って絶望したから心中することになった」という話がある以上

雪輝がこれを知るのも「台本」通りと言う事になる

「早すぎるよ」と由乃が言ったのも

「台本」の展開が「前倒し」になっていたことに因んだ台詞なのだ

つまり「台本」に影響がないと言う事になるのだ

となると、違う何かを覆した事になり

それこそがデウスのいう「起きる筈のない奇跡」だと言う事になる

襖が開けられていなければ死体の件とループの件を4thは知らないまま御目方教に向かっていた

襖が開けられていなければ「12thの催眠術にかかった信者の手により6thは死亡した」になっていた

そして雪輝と4thが戦うのはもっと後だったとムルムルが明かしていたことから

4thと戦う展開も前倒しだった事がわかるのだ

つまり4th戦以降の展開は実は「台本」とは違う展開だった事がわかるのだ

映像に4thが登場しなかったのもそのためなのだ

だが「台本」の大筋はそのままだから「計画通り」と言っていた事になる

そして9thが二人いる状態の世界でラストを迎えた

つまり「重複するから自分殺しをやらなければならない」も嘘の理由だという事がわかるのだ

つまり自分殺しを行った本当の理由なるものがあり

それ何かを4thは知っているから「法規制の凍結」に手を出した

さらに言うと雪輝と9thには知られたくない性質の理由だから

「重複するから自分殺しを行った」という嘘の理由を伝えた

しかし4thには明かしても大丈夫な理由だった

つまり雪輝及び9thと4thには隔たりがあり

その隔たりの性質上4thにだけ真相を打ち明けたことになる

そう考えると9thに対しメールアドレス交換を行ったりするのも符合する

11thの通報に応じず由乃を逮捕しなかったことも符合する

これは何を意味するのかというと

「推理力」である、雪輝と9thに推理力はなかったから明かせなかった

4thにはそれがあるから明かせた(観測者の推理はデウスが知りえる情報を代弁しただけのもの)

つまり「推理力」のある人なら「台本」の結末が何なのかわかるように出来ていて

12巻にそれ何かの手がかりがあるから

「7月28日になればすべてわかること」とムルムルは言ったのである

結論から述べると「ユッキーと由乃が結ばれる HAPPY END」になるのである

雪輝日記だけこれを予知していたのも

「台本」の性質上由乃が勝者になるからである

つまり由乃から雪輝へと勝者が変った

「台本」の大筋はそのままなのにである

「御目方教で助けてもらったこと」が雪輝にとって大事な思い出だったからである

台本そのままだった場合、労せずに6thを撃破し12thも撃破出来たことになる

つまり印象づいた展開はないまま7月28日を迎えたことになる

さらに言うと最終局面まで4thが生きていることになるから

「法規制」が雪輝の味方に付く事になる

つまり「温室」状態で雪輝は7月28日を迎えたことになる

つまり由乃に守られた日々を過ごしてはいるけど、これという思い出のない日々を過ごしたことになる

つまり雪輝は由乃のことを「ボディガード」扱いすることになる

そして「雪輝が死亡さえすればいい」という内容の台詞をムルムルが言ったことと

「死者なき殺人ゲーム」を行っていたことから

「全部は夢でした」という展開が待ち受けている事になる事がわかるのだ

死んだと思っていたら生きていたを雪輝は味わい

「あれは夢」と由乃に言われ

雪輝がそれを信じる

3rdたちも普通に生きている、殺人ゲームのことを覚えているものはいない

雪輝のことを「天野君」と呼ぶ由乃

「ユッキー」と呼ぶ由乃は幻だった事になる

そう「由乃が雪輝の事を『ユッキー』と呼ぶわけがない」に雪輝は気づき

あれはただの「悪夢」の一種だと悟る

そして何事もなく雪輝と由乃は結ばれる

「雪輝の心に何か大きな穴が開いたまま」

これが何を意味するのかというと

「法規制」の名の下由乃は死亡する

そして「3週目由乃を演じていた由乃」と入れ替わることとなる

そして「3週目由乃を演じていた由乃」が雪輝と一緒になる

そうする事で「入れ替わり」が行われる

由乃」の部分が「3人称」なのは「3週目由野を演じている由乃」の事を指しているから

更に言うと滅んだと思われている「史実世界」へと雪輝を連れて行くことで

「夢オチ」にするという結末なのだ

つまり「神となった由乃」とは本編の由乃のことではなく

「3週目由野を演じている由乃」の事だったのだ

「7月28日ユッキーと由乃が結ばれる HAPPY END」とは本当は何なのかを隠すために「自分殺し」が行われた

これは「略奪愛」の一種

これを拒絶する性格の元主である雪輝と9thには明かせなかった

言い換えれば4thが結婚したのは「略奪愛」の賜物だという事がわかるのだ

だから4thにはこれを明かせた

襖を開けた事により4thはループと「台本」に気づいた

そして「法規制の凍結」を行うことで「温室の否定」を行った

そして雪輝と由乃が体よく破局を迎える結末だという事をムルムルから聞かされた

そうする事で雪輝と由乃が殺しあう展開を覆すのが「神となった由乃の目的」だとムルムルから聞かされた

「自分殺しの犠牲者」になる事でそれを「証明」するのが

「神となった由乃」が自分殺しに手を染めた真相なのだとムルムルから聞かされた

つまり「助けて天野君」の部分ムルムルも4thも知らなかった

しかし壁に書かれた血文字の事を4thは見逃さなかった

以前も書いたとおり「7月28日」とは「由乃の寿命」である

これは「延命措置」を図るためにやっていただけのものだという事に4thは気づいた

そして「由乃の寿命」の性質上

由乃がいないまま雪輝は目を覚まし、どこを探しても由乃はいない」

3rdたちは普通に過ごしている、誰も由乃の事を知るものはいない

そして雪輝の心に大きな穴が開いたままになる

「そうだ、由乃なんて娘、最初から存在しなかった」という心境に陥ったまま

これが「台本」通りだと迎える決定論的未来であり

結果雪輝は自分の意思で球体に引きこもるようになるのだ

「法規制の凍結」という名の「因果崩壊」を引き起こす事で

この結末が覆される事に由乃は賭けていたのだ

つまり御目方教での一件で由乃との日々に印象が残った事と

「法規制の凍結」と

「史実世界における伴侶」である6thと手を切るの3拍子により

「7月28日に由乃は寿命を迎える」は覆され

雪輝と由乃が結ばれるという「台本」とは違う結末を迎えたのである