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ムルムルの深淵

 

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ただ単に世界征服したいのなら

由乃の因果を壊す事で由乃を消去し

代役システムを使うことで由乃に変装し

そして由乃が勝者になるまでの因果をなぞるだけでいい

さらにいうならばメカ雪輝を開発し雪輝のやりようをトレースする

そして最終局面になったらメカ雪輝を処分する

これなら襖を開けられるといった類の彼是は起こらないし

雪輝と由乃が殺しあう必要もなくなる

つまりどうしてでも雪輝と由乃をゲームに参加させたい理由があり

ムルムルの計画の性質上雪輝と由乃の参加は必要不可欠だと言う事なのだ

それに由乃と二人きりになるとは由乃に守られる必要がなくなる局面を意味する

「用済みだから由乃を殺す」という発想を雪輝が起こさない保障はない

襖を開けるという「予定にない行為」なりを行う上に

「雪輝日記」に対し「ノイズ」を起こすことができる雪輝である

予定通りに雪輝が動く保証がない筈である

つまり予定通り雪輝が動く保障があるからメカ雪輝を開発しなかった事になる

さらにいうと由乃がムルムルの事をノイズ扱いし邪魔者扱いする可能性もある

事実手違いとはいえ由乃の消去を行っている

由乃がムルムルの事を邪魔者扱いしない保障があるから由乃の消去を行わなかった事になる

これは雪輝達所有者は決められた

「設定」の範疇通りの言動や思考しかできない「お人形」だと言う事を意味しており

「設定」の性質上「由乃がムルムルの事を邪魔者扱いする」なり

「雪輝が由乃のことを裏切る」なりは「起こりえない」事なのだ

襖が開けられたときのデウスの台詞は

由乃の追跡対象を雪輝に指定した」事を意味する台詞なのだ

「依存する誰かを求める」という雪輝の「設定」の性質上

「依存する相手を求める」という由乃の「設定」とマッチするからである

つまりムルムルは由乃の依存対象になっているから邪魔者扱いしない

その理由は何なのか?

デウスの配下扱いしていたから「死を封じる能力」の件を知らない

腕輪の封印が「架空の存在」だと言う事を由乃は知らない

これは「由乃に対し服従する存在」という目でムルムルのことを見ていた

正確に言うならば「ムルムルが由乃に対し自己主張するはずがない」と言う「設定」が

由乃には組み込まれている

だからムルムルのことを邪魔者扱いしない

では当のムルムルはなぜ由乃の「設定」に準じたのか?

「自分の手を汚すことなく雪輝を始末する」ためである

つまり雪輝排除と言う「汚れ仕事」を由乃にやらせていただけなのだ

しかしこれは雪輝日記の性質上「最終局面まで雪輝を勝たせ続ける」必要がある

そうしないと雪輝日記は使い物にならなくなるし

由乃が勝者となるまでの因果も使い物にならなくなる

つまり「他の誰か」が勝者になると

ムルムルの世界征服は失敗に終わるようにできている事になるのだ

更にいうと由乃が勝者になる因果の再現でないと

ムルムルの世界征服計画は失敗に終わる事になるのだ

つまりムルムル自身の自己主張がこめられた展開だと

ムルムルの世界征服計画は失敗に終わる内容の計画になっており

その手がかりこそ、最終話の大量ムルムルの存在なのだ

これは「親となる存在」をムルムルは求めていることを意味しており

「親となる存在を介護する」が出来る世界をムルムルは求めており

ムルムルの容姿が幼児なのもそのためだと言うことがわかるのだ

つまり勝者となった由乃の事を「親となる存在」と扱っていたから

「代役システムを用いることで由乃に変装し由乃のトレースを行う事で勝者を目指す」

を行わなかった事がわかるのだ

つまりムルムルは由乃に「母性」を求めていると同時に

雪輝に「父性」を求めていた事がわかるのだ

だから雪輝と由乃がゲームに参加することを「必須事項」と扱っていたのだ

つまり「小児」を体現した存在こそムルムルなのだ