ndde’s blog

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未来日記の深淵

 

 

 

 「12thの催眠術にかかった信者に殺される」

これが襖を開けていなかった場合の6thの最後である

そしてその後由乃が12thを撃破した事が11巻で書かれている

一見すると「雪輝は6thに目にもくれず、12thの計画に対し何もしなかった」と取れる展開だが

「6thを選んで死ぬか、由乃を選んで生き残るか」を雪輝に問いかける場面がある

一見すると襖を開けた影響で「史実」では目にもくれない6thに関心を抱いたから

元に戻そうとしていたように見える

しかし「神になるのをやめて心中する」を雪輝と由乃は選んだ

これは「神になって世界が滅ぶのを阻止する」のを「放棄」した事を意味する選択

言い換えれば6thの目的である「世界滅亡」を「代行」する事を意味する選択

更にいうと、誰も指摘してはいないことだが

タイムリープを使うとは6thの願いである「世界滅亡」を「代行」する事を意味する選択

つまり雪輝も由乃も6thの願いを「代行」してしまった事になる

そう、雪輝と由乃が6thの願いを代行する事を12thは予知できなかった事になる

つまり6thを倒して「世界滅亡を阻止する」を行ったけど

雪輝と由乃に破れ「世界滅亡を阻止できなかった」のが12thの正義日記の予知内容なのだ

事実12thは本編でもパラドックスでも雪輝と由乃の事を「世界を滅ぼす存在」扱いしなかった

つまり12thの予知には欠陥がある事を意味する展開が「史実」だと言う事なのだ

そもそも6thに無関心ということは12thに協力的だったことになり

その後12thと戦う必要などなかった事になるのだ

これが何を意味するのかというと

「6thを助けようとするも助ける事はできず6thはdead endを迎えた」ため

そんな雪輝を慰めるために由乃は12thを殺したというのが「史実」だと言う事なのだ

一見すると何の矛盾のない展開のように見えるが

6thの本性を知る機会はなかった事になる上に

「6thを選んだところで雪輝は死なない」及び「由乃を選んで雪輝は死んだ」と言う事になるのだ

それに襖を開けたとき無差別日記と雪輝日記に死体の事が記載されるから

これを知った11thが警察に通報し、4thにも死体の事が知られる

つまり4thに死体の事を知られたことを指摘する展開がない

ムルムルが雪輝をなじる場面でも4thの事を話題にしていない

そして死体の事を知っているにも関わらず

その事に触れない4thの掘り下げを行わない

これはデウスのいう「不正操作」に4thも関わっている事を意味する場面であり

ムルムルが話す目的は「表向きの目的」という奴だと言う事を意味する描写なのだ

つまり「真の目的」が存在しており、それ何かを4thは聞かされたから

「不正操作」に「加担」した事を意味するのだ

その手がかりこそ今述べた「史実」の展開なのだ

これだと「6thの本性を知らない雪輝は6thを助けられなかった事を悔いていた」と言う事になる

それに雪輝が6thの目的を「代行」してしまう真似を止める誰かはいなかったことになる

それにただ単に雪輝と永遠にいたいなら肉体のみの蘇生をした後

肉体のみの蘇生を施された雪輝に「史実」の記憶を移植すれば済む話

あるいは本編の雪輝に「史実」の記憶を移植した上でゲームを阻止すれば済む話

これに由乃は気づかなかったという話になる

デスゲームの勝者がこれに気づかなかったとは考えられない

そもそも警察が由乃の事を野放し当然にする事を雪輝は不審に思わない

これが何を意味するのかというと「史実」で肉体のみの蘇生を施され

由乃とムルムルと共にタイムリープしたのが本編の雪輝の正体なのだ

そして3番目の死体の身元の正体は以前も書いたように

由乃ではなく雪輝である

正確に言うならば「死を封じられた上で白骨と化した雪輝」である

そうすることで「本物の雪輝」をゲームから体よく外したのだ

これが何を意味するのかというと本編の由乃とリダイアル由乃は同一人物を意味しており

本編の由乃の真の正体は「史実」の記憶を移植されたループ由乃

神となった由乃は隠れていた事を意味する展開なのだ

正確に言うならば本編の由乃が本物と扱っていた由乃が神となった由乃

襖の件のあと蘇生した由乃は雪輝へと摩り替えたのだ

となればわかるように、12巻に登場した由乃はループ由乃ではなく

今まで隠れていた神由乃だったのだ

雪輝と由乃の学年の性質上「最上階」などありえない

それなのに「最上階」だったのはそのためなのだ

そしてこのことからムルムルの唱える「史実」の信憑性も怪しくなる

「史実再現」を行うだけで雪輝と由乃は結ばれる事になるからである

言い換えれば襖を開けられた時点で「史実再現失敗」になるからである

事実4thに死体の事を知られた事に触れない

それにパラドックスで「観測者が6thを救う」という記述がある

これがただ単に例の境遇の事なら

「無意味」というムルムルの言が誤りだと公言する事になる

つまり別の何かから6thを救った事になるのだ

これは「12thの催眠術にかかった信者の手により6thはdead endを迎えた」の事を指しており

「世界滅亡を望むと雪輝と一緒にいられなくなる」という由乃の発言もここにちなんだものなのだ

「史実」の性質上「雪輝と6thはその日限りの付き合い」と言う事になる

こんな発言成立しないのだ

これが何を意味するのかというと

「12thは6thに破れdead endを迎えた」が「本当の史実」だという事を意味しており

その後6thは最終局面まで残ったのが「本当の史実」だから

「雪輝と由乃は6thの代行を行った」を指摘する描写がなかったのだ

そして雪輝と由乃及び6thとは「その日限りじゃない付き合い」だった事もわかるのだ

つまり本編の展開と「本当の史実」の展開は「違う展開」だという事を意味しており

ムルムルは事実誤認をしていた事になるのだ

これが何を意味するのかというと

「神となった由乃によって作られたフェイクムルムル」がムルムルの正体であり

額に番号が振られていたのも「作り物」を意図したものなのだ

つまり神となった由乃は「史実世界」に戻る事で姿をくらましていた事がわかるのだ

つまり12巻とリダイアルに登場した3週目世界こそ「史実世界」であり

本編の世界のほうが3週目世界で、由乃が神になった世界が2週目世界なのだ

つまり12巻の世界の正体は3週目世界ではなく2週目世界なのだ

更に言うと「史実世界」と「2週目世界」の再現を行う話がパラドックスだから

12巻を持って「完結」という事になったのである

 つまり「雪輝も由乃も肉体のみの蘇生によって蘇った存在」こそ

未来日記の深淵なのである

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