ずいぶん前からできていた証拠

 一歩が壊れているという流れはだいぶ前から考えていた展開なのが本編の描写からわかる

デンプシーロールを習得させたこと

カウンターに弱いという弱点や、これを克服するために新型を考案するという話を先延ばした

なぜ宮田との勝利を遠ざける真似をするようなことをしたのか

そして早いうちにこれを指摘することで新型デンプシーロール習得を目指すという手も作者にはあった

つまり新型デンプシーロールを習得させたうえで宮田と対戦するという流れを考案した展開なら

新型デンプシーロールを早期習得させるはずなのだ

事実、沢村戦やジミー戦や小島戦でも新型デンプシーロールの話が出ている

つまりただ単に新型デンプシーロールを習得させて一歩を成長させるにしては時間をかけすぎているのだ

これは一歩と宮田の対戦を遠ざけ、一歩は壊れているという話へと移行するための時間稼ぎを行うための措置

そう考える新型デンプシーロールは選手生命を縮める可能性を孕んでいるという指摘とも符合する

そしてそうまでしてでも鴨川の言う事を聞く事に一歩が固執する真相を打ち明ける話を行う事もできる

一歩にとっての鴨川は父親的存在だということを打ち明ける事も出来るからである

・真田戦を行ったこと

ハンマーナオ戦から小島戦までの間、一歩は倒れていなかったの引き合いに出され

真田自身がこれを指摘する話もある

これは「ダメージの蓄積」を行うためのもの

そう考えるとそれを懸念する真田や、その可能性を唱えた鴨川の姿とも符合する

それに「倒れないはずの一歩が倒れるようになった」を根拠に一歩は壊れているという話に持ち込む事ができる

つまり「異変」を演出するためのきっかけになる

・ハンマーナオ戦を行ったこと

「伊達戦の時点でハンマーナオ戦のプロットはできていた」作者自ら公言しているが

これは「伊達戦の時点で一歩は壊れているという話に持ち込む用意はできていた」という打ち明けとも解釈できる

つまり一歩は壊れているという話へと持ち込むためのロングスパンを用意ている証拠を残すための発言

・島袋戦を行ったこと

「最強パターン」は通用せず、その代わり「判定負け」の経験がある島袋

これはこの時点で沢村戦の用意ができていた

つまり新型デンプシーロールや一歩は壊れているの用意ができていることを意味する設定

更に言うと「小島は一歩を見ているようで見ていなかった」の証拠にも使える

先述の通り「一歩より背の低い島袋」相手に「最強パターン」は使えないからである

それどころが島袋の方が一歩に対し「最強パターン」を仕掛ける場面がある

これが何を意味するかというと

「小島は一歩の試合をよく覚えていない」事を意味する設定にして

「命を投げ出す勇気と覚悟が一歩にはない」を意味する設定

「小島は壊れ始めているから引退をする事になった」を意味する設定

つまり「2階級上げた一歩」をイメージしたキャラである小島の姿を通し

一歩は壊れているという話の伏線を張っていた

「足を止めて打ち合えば世界王者にも勝てる」も

「後輩思いで不器用な応援を行う」も

「ハードパンチャー」も

「力が有り余っていて右を壊した」も

「口数が少ない」も

「破壊力と耐久力は破格」も

「足が使えない」も一歩の設定とダブるからである

これは「2階級上げた一歩」をイメージしたキャラが小島の証拠を意味する設定

つまり「命を投げ出す勇気と覚悟」があるようでいてないのが小島であり

同じ事は一歩にも言えることが浮き彫りとなる試合内容

つまり一歩は壊れているから一歩は引退するという話の段取りが出来ている事を意味する設定

青木村と板垣がA級トーナメント戦に挑んだこと

アジア王者狩りと時期が合致する事や

アジア王者狩りの試合内容とA級トーナメント戦の試合内容が反映されたとは

A級トーナメント戦の時点でアジア王者狩りのプロットができていた証拠

そして板垣と今井が対戦し板垣は敗北するという話も用意していた証拠

つまり一歩のベルトを今井がいただくという話の段取りが既にできていた

言い換えれば一歩は壊れているという話の段取りも出来ていたことになる

・ジミー戦とゲドー戦を行ったこと

宮田と結びつく2試合を行った

そして新型デンプシーロールの雛型をジミー戦で行い

ゲドーはゲバラに敗北するという話も行われた

これはゲバラは弱くないの証明を行うためにゲドー戦が行われ

ジミー戦の時点でゲバラ戦のプロットができていたことの証明を行うための2試合

つまり一歩は壊れているという話を行うための下準備にして

これをやり通す心を作者が身に着けるための下準備のためにアジア王者狩りが存在する証拠

・野球を行ったこと

一歩は野球をうまくキャッチできず、球も打ち返せないことが書かれている

しかし一歩の距離感は天性のものである事がゲドー戦で書かれ

ボールよけを行う練習を一歩が行っていることが書かれている

更に言うとウォーリーならアスリートならどんな方向でも活躍できるという話が書かれている

つまりボクシングとアスリートで要求される能力は基本同じだということが本編で書かれている

これは一歩が壊れている兆候の伏線を張るために野球が行われていることを意味する図式であり

この時点で一歩が壊れているという話の段取りができている証拠なのだ

・ランディーボーイJr戦を行ったこと

この試合で「最強パターン」を宮田に仕掛ける場面があるのだが

「覚悟のカウンター」で応戦する事が宮田にはできなかった

これは「本当に宮田に覚悟のカウンターはできるのか」の「実験」を意図した試合だという事を意味する箇所であり

「宮田に覚悟のカウンターはできない」ことが判明する描写なのである

つまり「命を投げ出す勇気と覚悟」を宮田は有していない証拠を意味する描写

これが何を意味するかというと

「覚悟のカウンター」を使いこなす事ができたゲバラは強いの「証拠」にして

これを目の当たりにしておきながら一歩とのスパーの時

「覚悟のカウンター」で応戦できなかった千堂は2流選手の「証拠」を意図した描写であり

一歩と宮田と千堂は世界で躓くにしてリカルドは絶対王者をやり通すための「仕込み」こそ

ランディーボーイJr戦と小島戦だという事を意味する図式

つまり一歩と宮田と千堂に期待するマスコミ各所の目は曇っているを意味する設定であり

これを見抜けない藤井と飯村も2流記者だという事を作者自身がやり通すための「仕込み」

つまりこの時点で一歩が壊れているという話の段取りはできていた証拠

・ホーク戦を行ったこと

一歩達は不幸なことになるの引き合いとして、この試合を挙げる場面がある

更に言うとホーク戦直後の時点で鷹村網膜剥離疑惑の伏線が張られていた

言い換えれば一歩が壊れているという話の段取りが既にできていることを意味する描写

・ウォーリー戦を行ったこと

総集編のあとがきで「大きな戦い」が行われることが書かれている

ここ最近の流れからかんがみて「一歩が壊れているという話」の事を刺しているとしか思えない

更に言うと「覚悟のカウンター」ができなかったウォーリーでは世界王者にはなれない

「覚悟のカウンター」を使いこなすゲバラは世界で活躍することが出来る

だがそんなゲバラ及びゴンザレスでもリカルドには勝てないという流れにすることで

「リカルドは絶対王者」だという事一歩に突き付ける

事実、ウォーリーの動きには規則性があることが試合で書かれている

そしてそんなウォーリー相手にいいようにやられ

「覚悟のカウンター」が使えないウォルグでは王座防衛ができない事も書かれる

その事で一歩とウォーリーが語らう話を用意している事を意味する発言こそ「大きな戦い」であり

一歩が壊れているという話は既にできていますよという事を暗に打ち明けている発言なのである

 

このように一歩が壊れているという話の段取りはかなり前からできており

これを主軸とした話が今後のはじめの一歩の展開だという事が判明するのである

早い話「引退したのちの人生」がテーマの話が今後のはじめの一歩なのである

事実「引退してからの人生が長い」という内容の発言を一歩は行っている

これは「引退後の人生」がテーマの話を用意していますよという伏線を意図した描写なのである