ndde’s blog

色々なことを書くブログです

クランスピア社の深遠

 

テイルズ オブ エクシリア2 (特典なし) - PS3

テイルズ オブ エクシリア2 (特典なし) - PS3

 

 ある方法を使うと現地の魔物がタイムファクターとなる魔物に倒されている場面に遭遇する

ところがイベントシーンだとこれらの魔物の事を「人間」と扱うのだ

この魔物たち実はクランスピア社のエージェントなのだ

これが何を意味するのかというとクランスピア者とは人間に擬態した魔物達の集いであり

魔物達が変身する(元の姿に戻る)事でタイムファクターを破壊しているのだ

つまりクルスニク一族も魔物であり

ドガー達が変身出来るのもそのためだという事が判明するのだ

つまり魔物達の集いこそクランスピア社なのだ

金メダル男の深遠

 

 寿司で金メダルを獲得するという発想がなかったところに

金メダル男の深遠があるのだ

寿司で金メダルを取るとは「店で引きこもる日々」を行う事を意味している

言い換えれば「インドア」で金メダルを取ることを意味しており

「アウトドア」で金メダルを取りたいというのが金メダル男の真意なのだ

つまり「アウトドア派」こそ金メダル男の深遠なのだ

由乃が剥奪処分されなかった理由

 

ndde.hatenablog.com

 3番目の死体が由乃だと発覚したとき

「2nd我妻由乃の死亡が確認されたので剥奪処分となりました」が起きなかった

これが起きるとデウスにとって困る事があることを意味しており

言い換えれば「3番目の死体の身元が発覚する」の事を「計画通り」とムルムルが思う理由があった事になる

12巻で指摘しているが「不正操作」が行われている状態である以上

これを行うことで「不正操作」に対処すれば済む話である

これを行うということは「雪輝と由乃が殺しあう必要性はなくなる」と

由乃は神になれない」の二つを起こす事になる

言い換えれば「由乃はただの殺人犯」になるから警察が由乃を捕まえるという展開にもなる

この展開になるとデウスにとって困る事があることをムルムルは知っているから

「計画通り」に展開は進んだ事になる

手がかりは4巻の「君なら我妻さんを殺してでもみんなを救うと思っていた」という内容の台詞を秋瀬が言ったことである

これは「雪輝なら由乃を殺してでも神になるだろう」というデウスの期待に即した台詞なのだ

つまり「雪輝が由乃を殺す」という展開に持ち込みたいから

由乃を剥奪処分しなかった事になるのだ

なぜそうまでしてでも「雪輝が由乃を殺す」という展開に持ち込みたかったのか?

雪輝には出来ない事だと言う事をムルムルに見透かされていたから

「計画通り」に展開は進んだわけである

そもそも雪輝にそれが出来ているならループは起きていなかった筈である

ループに気づいている事が12巻で書かれているからである

それは「敗者復活戦の機会」を雪輝に与えるためである

つまり由乃に対し「リベンジ」を行う事をデウスは期待していたのである

つまりデウスの思惑通りに雪輝は動かなかったことを意味するラストであり

デウスの思惑とは違う形で雪輝が勝者となったのがラストというわけである

つまり本編のゲームの事を「敗者復活戦」扱いしていたから

由乃は剥奪処分されなかったのである

古き良き時代

 

ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書)

ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書)

 

 かつてのネットカフェにはテレビゲームが配置されていたのだが

今ではそんな店ほとんどない

ゲームメーカーが抗議を行ったためである

ネットカフェでゲームを取り扱うことをゲームメーカーは良しとしなかったのである

そのためゲームがおいてあるネットカフェはほとんどなくなった

古き良き時代が恋しいです

落差

 

アサシン クリード【CEROレーティング「Z」】 - PS3

アサシン クリード【CEROレーティング「Z」】 - PS3

 

 アニムスの世界と現代の世界の落差を紹介しよう

アニムスの世界では敵なしで大暴れできるが

現代世界だと行動も限られ、展開もほとんどなく

敵から逃げ隠れする日々となる

これは「空想の世界」と「現実の世界」の落差を意図した描写なのだ

神などいない

 

神姫PROJECT 公式キャラクターコレクション

神姫PROJECT 公式キャラクターコレクション

 

 最近のゲーム市場が提供するゲーム内容を鑑みれば

神は存在しない事が明白なのだ

たとえば本作の様に「神が人間の言いなりになる」などという話など

「神への冒涜」に該当するから作り手は神罰を受けるはずである

しかし起こらない、それは神など存在しないからである

つまり神姫PROJECTが存在する事こそ「神など存在しない」証拠なのだ

襖が開けられていない証拠

 

ndde.hatenablog.com

襖を開けられていない展開が パラドックスだという証拠はあるのだ

言い換えれば襖を開けていない展開が1週目の展開の証拠である

我妻家に近づく事が出来ないからだ

由乃の因果がなくなったことにより「由乃が我妻夫婦を殺す因果」もなくなった

しかし死者が蘇る事はないもある以上我妻夫婦が蘇るはずもない

さらにいうと我妻夫婦の志望が原因で我妻銀行も倒産している

つまり我妻銀行倒産の因果もなくなってしまう事になる

つまり由乃がいないにも拘らず我妻夫婦は死に我妻銀行は倒産するという展開にしなければならない

そうしないと我妻夫婦死亡の因果も崩壊し、我妻夫婦の存在も消滅し

それが原因で我妻銀行も消滅してしまうからである

これを成立させるには我妻銀行破産により我妻銀行は倒産し

そのショックで我妻夫婦は心中したという展開にしなければならない

つまり我妻家を更地にしなければならず、我妻家に近づく事が出来なくなるのだ

つまり雪輝は3番目の死体どころが我妻夫婦の死体の存在を知ることなく

由乃と心中したというのが1週目の流れなのだ

つまり我妻夫婦の死亡は明るみにはならないままゲームを終えたというのが1週目なのだ

つまり我妻夫婦の死すら知らないまま雪輝は心中を選んだのだ

由乃の素性を何も知らないまま雪輝は心中を選んだのだ

我妻夫婦の死を由乃は隠し通す事に成功したというのが1週目なのだ

あの襖を開けることなく雪輝は心中を選んだのだ

つまり雪輝と由乃の因果をなぞるというのは襖を素通りすることを意味しており

雪輝は我妻夫婦の死を知らないまま心中を選ぶという因果を秋瀬はなぞらなければならないから

襖を開けていない展開がパラドックスだと断言できるのである

狂言

 

テイルズ オブ ヴェスペリア(特典なし) - PS3

テイルズ オブ ヴェスペリア(特典なし) - PS3

 

 フレンが命を狙われる序盤だが

よく考えるとこの展開はおかしい

というのもフレンはまだ駆け出しの兵卒にしかすぎず

出世を妨害するだけで済む話だからだである

つまり出世をねたんだり、存在を邪魔に思われるといった理由で命を狙われたとは考えられないのだ

そもそも平民上がりの一兵卒のフレンと次期皇帝候補のエステルに接点があったこと自体変な話なのだ

これはフレンがエステルの情夫でもない限りこんな事ありえないのだ

事実エステルにティアの衣装、フレンにルークの衣装をさせるという内容の初回特典が存在する

これはフレンはエステルの情夫に因んだ特典衣装であり

外に出たいと考えたエステルと、それに同意したフレンによる狂言劇こそ

「フレンは命を狙われている」だと言う事が判明するのだ

事実イエガーがユーリ達に協力する場面がある

これは依頼人であるエステルを助けるためにやっていたことなのだ

つまりエステルとフレンの狂言劇を演出するために

リヴァイアサンはフレンを襲撃していただけの話なのだ

分史ミラと正史ミラは同一人物

 

テイルズ オブ エクシリア2 (特典なし) - PS3

テイルズ オブ エクシリア2 (特典なし) - PS3

 

 タイトルを唱える根拠はゲームシステムにあるのだ

好感度ゲージと術技使用回数が同一だという事と

分史ミラと正史ミラが両方同時に登場する場面が皆無だという事である

事実、分史世界の住人と正史世界の住人が両方同時に登場する場面もあり

ミラだけはこれに該当しないという話なのだ

これが何を意味するのかというと

分史世界調査を行った正史ミラは分史世界に引きずり込まれ

分史世界の住人にさせられたということなのだ

つまり正史ミラに戻っただけの話なのだ

狂った因果律の内訳

 

 

 


[まとめ買い] 未来日記(角川コミックス・エース)

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作者: えすのサカエ
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 襖を開けたことで因果律が狂っていることが書かれているが

これの内訳が何なのかについては触れられていない

こういう事である

・3つの死体の事が無差別日記と雪輝日記に記載された結果

 3つの死体の存在を知った11thが4thに対し家宅捜索を命じたにもかかわらず

 4thは家宅捜索を行わなかった

・当面の目的は雪輝と言っておきながら、無差別日記と雪輝日記を手にしたとき

 7thは日記を壊さなかった

・3番目の死体の正体が発覚したにも拘らず「計画通り」とムルムルは言った

由乃の犯行を揉み消す行動を4thは行った

・不正操作が行われている件についての相談を11thに行わないデウス

・新人警官なのにも関わらず2年前の世界で警官となっていた西島

・ゲーム開始直前に行われていた通り魔事件が2年前にも行われている

つまり「大人の事情」が正常機能していない事の事こそ

狂った因果律の内訳であり

ムルムルの言う「計画」と関係ある話だと言う事が判明するのだ

そしてこの事を明かさなかった理由も何なのかも解明可能なのだ

本編で2週目世界とあつかわれていた世界と3週目世界は同一世界

つまり本編の世界は3週目世界であり

ムルムルの額の番号は「平行世界ムルムル」を示す番号の一種にしか過ぎず

「平行世界ムルムル1号」が「1」で「平行世界ムルムル2号」が「2」の正体なのだ

つまり「1週目ムルムルの額に番号はない」事が判明する図式なのだ

つまり1週目世界どころが2週目世界についても書かれていない事が判明する図式なのだ

これが何を意味するのかというと本編で1週目世界と扱われている世界こそ2週目世界であり

「本当の1週目世界」が何なのかが実は書かれていない事が判明するのだ

となるとムルムルが見せた映像の世界は何だったのかと言う疑問が残る

あれは「雪輝とデウスには内緒で行われていたゲーム」なのである

どういうことかというと本編の雪輝の事を「2週目雪輝」と評し

最終話に「3週目雪輝」が登場したという図式に手がかりがあるのだ

探偵日記撃破時に2つの雪輝日記を使うが、よく考えるとこれもおかしい

なぜなら雪輝日記とは「雪輝の行動を記録する由乃の日記」にしか過ぎず

書き手である由乃が死亡した時点で「白紙」になってしまう筈なのだ

つまり「天野君」と呼ぶ由乃が実は生存していない限り

もう一つの雪輝日記が機能するなど考えられないのだ

となると3番目の死体が由乃というのは変な話ということになる

あれの身元を特定したへその緒も「偽証」と言う事になる

そもそも二人の由乃が追いかける雪輝は別人のはずであり

最終話の雪輝日記も2週目雪輝の事を追跡する日記内容だった

つまり3週目雪輝を追跡していないのが雪輝日記であり

2つの雪輝日記が同じ雪輝を追跡しているのは変な話なのだ

これは「入れ替わったのは由乃とムルムルだけではない」と言う事を意味しており

「雪輝の入れ替え」を行うために由乃とムルムルはデウスと雪輝には内密でゲームを行ったのだ

つまり「世界は3週している」けど「ゲームは4回行われている」のだ
これが何を意味するのかというと「3番目の死体の真の正体は雪輝」だと言う事を意味しておるのだ
どういう事かと言うとムルムルの額の番号は「平行世界ムルムル」のラベリングの一種であり

「1」とは「平行世界ムルムル1号」、「2」とは「平行世界ムルムル2号」を示すラベルなのだ

つまり「1週目世界ムルムルの額に番号は振られていない」事が判明するのだ

言い換えれば「デウスの封印の影響を受けていない」のが平行世界ムルムルの特徴なのだ
そうまでしてでも雪輝を騙す必要性はこうである

「1週目世界に由乃は存在しない」にして「1週目世界で雪輝は死亡した」なのだ

つまり由乃とはMODの一種であり

由乃というMODがないと生き残れないのが雪輝なのだ

つまり「雪輝と由乃は寓話の存在」だと言う事を知った雪輝の因果が崩壊し

雪輝の崩壊が起きることを懸念していたから本当の事を言えなかったのだ

 

 

 

このゲームの狙い

 

 結局のところ、この殺人ゲームの狙いは何なのだろうか?

ただ単に「神になる資格を有した者たちの競合」がもたらす問題解決なら

秋瀬を探偵ではなく暗殺者にする筈

そうする事で殺し合い放棄になった場合の保険が成り立つ

ただ単に世界を救うのが目的なら

ループを使い世界を滅ぼした由乃の殺害を秋瀬にやらせていた筈

闘神を育てるのが目的なら

パラドックスで雪輝の代役をした秋瀬は残る所有者たちを一気に殺しにかかっていた筈

つまり別の何かが目的でゲームを行っていた事になるのだ

世界滅亡回避が目的のゲームだと言うが

ループが行われ世界が滅んだ例がある以上

由乃の参加阻止のために雪輝を事前に殺しておく事でループの前提を崩すという手もある

それを唆す事で自分殺しを由乃が行うのを妨害するという手がデウスにはある

つまり由乃が自分殺しを行い世界を滅ぼす流れを容認してでも雪輝を必要とする動機がデウスにはあり

雪輝を庇護しつつも、雪輝以外の所有者を事前に殺せない理由がデウスにはあった事になるのだ

事実雪輝を除く所有者を秋瀬が殺す機会があったにも拘らず

それを秋瀬にやらせなかった

つまり雪輝に「何か」を経験させた上で神にするのが殺人ゲームの狙いなのだ

「愛」である

「たとえ殺しあう仲になったとしても相手を愛し抜く事ができるか」を雪輝に問いかけることが狙いなのだ

そして「自己犠牲」を選べるかどうかを雪輝に問いかけることが狙いなのだ

つまり「僕を刺すんだ」と由乃に言った時点でゲームの狙い通りに雪輝は動いていたことになるのだ

つまり「愛の力」を問うのが狙いのゲームなのだ

死者なき殺人ゲーム

 

 死者が実は出ていない事がラストで明かされている内容の本作

実はこれ本編でも行われているトリックの一種だということがわかるのだ

というのもこの殺人ゲームは「神にも先が読めない」からである

襖を開けることが計画外だったことが本編で触れられている

つまり「雪輝が警察に通報する」なり

「秋瀬の言葉に雪輝が耳を貸す」なり

「11thがループに気づく」なり

「雪輝が途中で倒される」なりが起きる場合は?

由乃とムルムルの計画通りにゲームが進行する保証はどこにもない

事実由乃が消えてなくなるという事態が本作で起きている

つまり「不測の事態」が起きた場合「リセット」出来る様にする用意が必要

そのとき欠員が生じないようにするために本作で行われた措置が必要なのだ

そうする事で「未来固定」を行っていた痕跡が本編にあるのだ

襖を開けたことが原因で由乃を疑うようになった雪輝の信用を取り戻すために

「12thの催眠術にかかった信者の手にかかり6thは死亡した」という展開を

由乃は潰さなければならなかった

この通りの展開だった場合、こういうものになっていたことが本作からわかるのだ

御目方教に潜入していた面々および4thと5thと6thと9thは死亡する

そして用済みとなった12thを由乃が殺す

こうする事で雪輝の身元および能力の発覚を阻止する

雪輝の正体を知っているのは11thだけ

片割れとなったことが原因で7thも自害する

ゲームから降りることが出来ないことを知った10thも自害する

子供たちを失ったショックで8thも自害する

神にになったところで死者が蘇る事はない事を告げ11thも自害する

そして本作でムルムルが秋瀬をピンチヒッターとして選んだ事から

秋瀬との接点は皆無のままゲームは終了するという流れだった事が判明するのだ

秋瀬は観測者

つまりデウスに事情を白状する事になるという図式があるから選べない筈だからである

つまりムルムルは秋瀬の正体を知らなかったから

秋瀬をピンチヒッターとして選んだ事が判明するのだ

本編の「また」とは「また謁見に姿を見せた」の事ではなく

本作の事を指していた事が判明するのだ

つまり本作と本編に話の繋がりがちゃんとある箇所であり

これこそが死者なき殺人ゲームが本編でも行われていた証拠なのだ

ルークはオリジナルでアッシュはレプリカを唱えた真相

 

テイルズ オブ ジ アビス - 3DS

テイルズ オブ ジ アビス - 3DS

 

 ルークはオリジナルでアッシュはレプリカを唱えた開発者がいる事が

開発者インタビューで明かされている

テイルズオブジアビスとはこういう話のメタファーとも解釈できるからである

ルークはレプリカとは

ルークはMOD版ローレライの力を継ぐ若者

アッシュはオリジナルとは

アッシュはバニラ版ローレライの力を継ぐ若者

こういう図式が成り立つ

そしてルークの手によりスコアは覆されたとは

「MODの力は偉大」のメタファーとも解釈できる

言い換えれば「バニラは無力」のメタファーとも解釈できる

「バニラではできないことがMODにはできる」という内容の話のメタファーにして

「バニラには可能性がない」という話のメタファーになってしまう

つまり「MOD最高」を表現するのがテイルズオブジアビスと解釈できる

しかし「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」なら

「バニラにも可能性はある」にして「MODに頼ることはない」という話にする事ができる

つまり「バニラ至上主義者」だからこそ「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」を唱えていただけの話であり

言い換えれば「バニラ至上主義者」が蔓延する和ゲーメーカーの一員だからこそ

「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」を唱えていただけの話なのである

つまりラストに現れた「彼」の事を誰と解釈するかによって

MODとバニラのどっちがいいのかはっきりするという図式なのだ

 

ルーク→MOD

アッシュ→バニラ

 

筆者はMODを利用している事もありルークと解釈します

続・祟りは迷信

 

ndde.hatenablog.com

 「萌え女体化」した戦国武将が登場する作品が数多にあるが

もし祟りが実在するならこれらのことを「史実への冒涜」と扱い

作り手たちは祟られる筈である

しかし祟られない

これは祟りは迷信の証拠を意味する図式なのである

諸事情により掲載を前倒しします

本来ならこれは2019年3月15日に掲載する予定でしたが

事情が変わったため掲載することにしました

ちょっとした二次創作ものです

タイトルは「大地が揺れ動くとき」です

 

PART1「氷雪地帯」
シベリア領空
空母内
工作員「見渡す限りの氷雪地帯、本当にこんなところに集落が?(マインドコメント)」
工作員「本当にこんなところに集落があるんですか、確かこのエリアはイヌイットさえもすまない氷雪地帯ですよ」
隊長「俺も信じられん、だが某国の衛星写真には確かに写っていたのだ」
工作員「確かにあの国は金さえ払えば衛星写真を提供する」
隊長「それに嘘の情報を流したところで何の徳はない、情報は本物と見ていいだろう」
アナウンス「そろそろ降下ポイントです」
工作員「それでは行ってまいります」
隊長「うむ」
工作員「降下!!」
空母から降下する工作員を見送る隊長
隊長「しかし上の連中は何を考えてこんな偏狭の地を調査することを命じたんだ(マインドコメント)」
PART2「射殺と搬送」
工作員「衛星の写真が正しければ、この辺に集落があるはずだ(マインドコメント)」
車の列を目撃する工作員
工作員「こんな所に一体何の様なんだ?(マインドコメント)」
先頭の車に乗る将軍服を着た男が無線を取り出す
将軍服の男「私だ発砲するな」
工作員「発砲するなだと(マインドコメント)」
将軍服の男の視線の先には重機関銃が存在するのを目撃する
将軍服の男が何かの手続きを行っている隙を見計らい、最後尾の車の下に潜り込み車に張り付く工作員
工作員「一体こいつらは何者なんだ(マインドコメント)」
そして将軍服の男の所へと連行される男を目撃する
将軍服の男「残念ながら君は不適合者だったみたいだね」
それだけいうと将軍服の男は男を射殺する
そして男を連行した人たちに何かを話す将軍服の男
そして将軍服の男に対し謝る
そして男の遺体を箱の中に入れ、箱の中に溶液を流し込む事で男の遺体を溶かす姿を目撃する
工作員「証拠隠滅か、あの男は一体?(マインドコメント)」
将軍服の男「進め」
そして車は発進する
工作員「どこへ行くつもりなんだ(マインドコメント)」
エレベーターが作動し車達は地下に降りていく
将軍服の男たちの隙を見計らい車から離れる工作員(地下に降りれば隠れ場所はないため、一旦距離を置く必要があるから)
工作員「確かに集落はあった、しかしここは一体何なんだ(マインドコメント)」
しばらくすると車達は外に出てくる
将軍服の男「全員に告ぐ、ただ今よりこのエリアは放棄する、このエリアの全てを破壊せよ」
将軍服の男の指示に従い兵士達が集落を破壊する
将軍服の男「これより日本へと向かう、計画の発動までの時間はあとわずかだ」
工作員「!!!」
そして全身麻酔をかけられた老若男女と動物及び植物が搬送される
工作員「一体何なんだ、何が起きているんだ?(マインドコメント)」
PART3「最後の予見者」
アメリカ某所
生活保護需給申請者で溢れかえる日本某所を映すテレビを見る男記者と女記者
男記者「くそー、世界はどうなっちまうんだ、年金負担は増すし、消費税も増えるっていうぞ」
男記者「それだけじゃない、少子高齢化は益々酷くなるし、若者たちはいろいろな物から興味をなくしているって言うぞ」
男記者「野生動物や野生植物の絶滅も加速化しているし、世界各国で内戦が勃発するし」
女記者「ソ連が崩壊してから世界は大きく変わりましたからね」
男記者「銃規制論も出ている一方で銃を使った凶悪犯罪も多い」
男記者「サイバーテロなり、海賊版問題なりもある」
女記者「その一方でインターネット規制に対する反発も多いですからね」
男記者「それに宗教問題も未解決だ」
男記者「民衆も馬鹿じゃない、政府の好き勝手を許さないよう反発デモも起こしている」
男記者「それにこのまま行くとハイパーインフレがおき、格差社会は決定的なものになるともいわれている」
男記者「環境問題も解決には向かっていないし、人権問題も解決に向かっていない」
男記者「それに2050年問題がまだ解決していない」
男記者「21世紀がこんな時代になると先人達は思っていたんだろうか」
女記者「あの男なら、この先どうなるか予見できるかもしれません」
女記者「ソ連社会主義の崩壊を予見し、それが原因で投獄された事があるアレクセイ・ディノロアなら答えられるかもしれない」
男記者「まさかと思うが彼に取材をするつもりじゃないだろうな」
男記者「いくらなんでもそんな取材をするために取材旅行を行う事を許可する事はできない」
女記者「悪く言わないで、こんな取材Gを取材することに比べれば大した事ありませんわ」
男記者「待つんだ」
男記者の制止を振り払い女記者はオフィスから飛び出す
ロシア某所アレクセイ宅
女記者「取材にお答えいただきありがとうございます」
男記者「お忙しい中本当に申し訳ございません」
アレクセイ「はっはっは、隠居暮らしをしている身としてはいい暇つぶしだよ」
女記者「早速ですが、あなたは内戦地帯に対し武器製造販売を手がけることで資金を稼いでいるようですね」
アレクセイ「そんなもの根も葉もない噂だよ、アメリカの記者というのはそんなデマを信じるものなのかね?」
女記者「ではあなたがデイトレーダーに手を出すことで資金を稼いでいるという話は」
アレクセイ「ああその話か、それはただ単にマネーゲームがしたいからやっているだけだよ、何しろ今の私は暇な身なんでね」
女記者「本当にそれだけですか?冷戦時代ソ連の崩壊と社会主義の崩壊を予見したあなたが今や唯の隠居老人だなんて話しとても信じられません」
アレクセイ「あれは昔の話だよ、時代は変わった、もはやこの老人にできる事は何もないよ」
女記者「本当にそうなんですか?デイトレーダーを使って稼いだ金を何に使っているんですか?」
女記者「見たところ、高価そうなものは置いてませんし、女を囲っているという噂も聞きません」
男記者「おいその辺にしておけ、わざわざ時間を割いてもらっている身なんだぞ」
アレクセイ「はっはっは、どんな時代でも金を稼がないと生活が困窮するからやっているだけの話だよ」
アレクセイ「見てのとおりこの家には金になるものもないし、資本主義が世界を圧巻しているからそれに倣っているだけの話だよ」
アレクセイ「期待に応えられなくて残念だが、予見者だった頃のワシはもういないのじゃよ」
PART4「変革を求めるもの」
ロシア某所
工作員「あれからやつらを追跡して7日たつが、どれも同じ事の繰り返しだ(マインドコメント)」
工作員「施設中から人や動物や植物を連れ出しては殺し、麻酔をかけた人や動物と植物を搬送し、施設を壊すだけだ(マインドコメント)」
工作員「いったい中で何が行われているというんだ(マインドコメント)」
アジト内部
研究員「それではセクター5の例の被検体は」
アレクセイ「うむ、処分だ、新世界の到来に適応出来ない者はここで切り捨てるしかない」
アレクセイ「何しろ、搬送を繰り返すだけで嘔吐を繰り返すざまだ、新世界の『王者』にあってはならないものだ」
アレクセイ「ソ連崩壊やベルリンの壁崩壊に匹敵する『変革』が必要なのだ、それに妥協は無いのだ」
アレクセイ「世界各国の閉塞に対し、為政者どもは保身を繰り返すばかりだ」
アレクセイ「富裕層は金儲けに走る事しか考える事が出来ない状態と化している」
アレクセイ「資本主義も社会主義と同じ末路が待っているのは明白なのだ」
アレクセイ「全人類の幸福をもたらすのは金ではなく『善政』なのだ」
アレクセイ「歴史がそれを証明している」
アレクセイ「見ているがいい為政者どもと富裕層ども、真の政治とは何たるかを見せてやろうぞ!!」
PART5「結論」
報告書を作成する工作員
「あれから彼らを追跡し続け、ハーバード大を首席で卒業し、国連のエリートとなった自分が冷静に分析した上での結論を出します」
「それは『大陸移動』です、彼らは大陸移動の擬似演習を行っているのです」
「被験者を麻酔にかけて搬送する事により、大陸移動を疑似体験させているのです」
「そうする事で大陸移動がもたらす緯度や経度の変化や日付変更線の変化や気候の変化といった環境変化を体験させ、大陸移動に対し耐性をつけさせているのです」
「そして耐性が身につかない非検体を間引きしていっているのです」
「誰が何のために行っているのか不明です」
そして報告書を国連に発信する工作員
工作員「ふっ、こんな報告誰が信じる?頭がおかしくなっただけだと思われるだけだ(マインドコメント)」
工作員「それとも俺は本当に頭がおかしくなったのか?(マインドコメント)」
工作員「何とかしてあの中に入り込む方法を見つければ真偽ははっきりするんだけどな(マインドコメント)」
望遠鏡越しに生体認証が施されたドアを眺めこむ工作員
PART6「常任理事国の驚愕」
ディスプレイにうつる研究員の話に対し驚愕する常任理事国代表たち
常任理事国代表全員「な、何だって、それでは君はアレクセイが大陸移動を引き起こそうとしているというのかね」
研究員「ええそうです、人為的な方法でアレクセイは大陸移動を引き起こそうとしているのです」
研究員「事の始まりは日本の核廃棄物を密かに入手した事から始まりました」
常任理事国代表1「確かに、日本の核廃棄物管理のずさんだからな」
研究員「それらを核兵器へとリサイクルする事で大陸移動を引き起こす道具に利用するつもりなのです」
常任理事国代表2「それだけで大陸移動は起こるのかね?」
研究員「いいえ、核兵器だけでは大陸移動は起こりません、マントル地質に十二分な刺激を与えなければ大陸移動を引き起こすことは不可能です」
研究員「しかし日本には火山が大量に存在するため、ロケーションに事欠きませんでした」
常任理事国代表3「確かに、日本は世界有数の火山大国だからな」
研究員「そして火山口に核兵器を投入する事で地中内部を刺激し、マリアナ海溝を刺激しようと考えているのです」
常任理事国代表4「信じられん」
研究員「そして大陸移動後の急激な環境変化に対する訓練を行うために被験者達に麻酔を施しているのです」
常任理事国代表5「工作員から報告を受けたときは馬鹿げていると思ったものだが」
研究員「そして発覚を恐れたアレクセイは捨て子や戸籍上死亡した事になっている人や捨てられたペットを被験者に選んだのです」
研究員「中には育児放棄をした親や、勘当を行った家族を買収する事で被験者を集めたのです」
常任理事国代表1「確かに彼らには戸籍が無い、つまり基本的人権が無いも当然だからな」
常任理事国代表2「それで、彼らをどうするつもりなのかね?」
研究員「大陸移動後のあらゆるパニックを想定したすばらしい教育を施す事で大陸移動後の世界の支配者へと育てているのです」
研究員「そして教育についていけないものや訓練についていけないものを『間引き』してきたのです」
研究員「そして大陸移動後の生態系変化に対応出来る様にするために動物実験や植物実験にも手を出したのです」
研究員「そして遺伝子組み換えにも着手することで、よりすばらしい存在へと高めているのです」
研究員「そうする事で大陸移動後のすばらしい指導者になるように育てているのです」
常任理事国代表3「最終的には何人に絞られる予定なのかね?」
研究員「最終的には100人に絞られる予定です」
常任理事国代表4「それでアレクセイの目的は何なのかね?」
研究員「目的はソ連崩壊やベルリンの壁崩壊に匹敵するレベルの『既存政権の崩壊』です」
研究員「大陸移動ならこれらに匹敵する『変革』を引き起こせるとアレクセイは考えているのです」
研究員「そして利権やエゴにとらわれないすばらしい指導者が世界を統べる世の中を到来させようとしているのです」
研究員「捨てられた人々なら利権やエゴにとらわれる人々に対し批判的になります、彼らに権力を与えることで『世襲政治の否定』を試みようとしているのです」
研究員「ですので戸籍を得る事を望んだり、基本的人権を得る事を望んだりしたら『間引き』の対象となります」
研究員「つまり戸籍に頼らない生き方を目指す事を要求しているのです」
研究員「そうした人々が政治を担うことで『戸籍がもたらす諸体制の否定』を引き起こそうとしているのです」
研究員「つまり『恒常的な世代交代が行われる政治体制』をアレクセイは求めているのです」
研究員「そうすることで『世襲制度の否定』と『血族制度の否定』をアレクセイは求めているのです」
研究員「そして『善政を行う』に足りうる人物かどうかチェックされています」
研究員「そしてそうでないと判断された人は『間引き』の対象となります」
研究員「『為政者は善良たれ』がアレクセイの主義だからです」
研究員「それだけではありません、、通常遺伝子というのは利己的に行動するようにプログラミングされています」
研究員「しかしアレクセイはこの部分を利他的なものへと組みかえる方法を開発したのです」
研究員「通常こういった自然の摂理に反した種は絶滅します、しかしクマムシの遺伝子を組み込む事でこれをクリアしたのです」
常任理事国代表5「エゴにとらわれないスーパー善人によるスーパー善政か!!」
研究員「中国で例えるなら『徳治政治』が恒常的に続く世界の到来のきっかけ作りをアレクセイは考えているのです」
研究員「大陸移動がもたらす世界や生態系の崩壊のことを、それが実現されるための『痛み』の一種だとアレクセイは考えているのです」
研究員「あの善政が行われた時代を蘇らせようとアレクセイは考えているのです」
常任理事国代表1「君が地質学の権威にして学会でノーベル賞をとり、遺伝子学の顧問を務めた事もあるロベルト・ティカプリオでなければ今の話は聞き流していたところだ」
研究員「私がインターネットという危険な手段を犯して、この事を皆様方に打ち明けたのは計画が大詰めになれば私も消される運命だからです」
研究員「発覚を恐れ、不要となったアジトの破壊を行っています」
研究員「アレクセイが来日し、計画を実行するのもあとわずかです」
研究員「すでに被験者たちの餞別は最終段階に入っており、大陸移動を引き起こすための起爆剤用の核兵器も完成しています」
研究員「スーツケース型核兵器へとリサイクルし、それらを火山口に投げ込むだけで計画は実行完了です」
研究員「私は学会から拉致され、無理やりこの研究に協力させられてきました」
研究員「私ももう年だ、いきてアメリカの地を踏みたい」
それだけいうと研究員はモニターを切った
常任理事国代表1「もし今の地球上で大陸移動が起きれば」
常任理事国代表2「GPSの前提は崩壊し、ハイテク機器は全滅する」
常任理事国代表3「そうなれば人工衛星も全滅する」
常任理事国代表4「海底ケーブルもずたずたになり、インターネットも崩壊する」
常任理事国代表5「そんなことがおきればハイテク兵器も誤作動を起こし、我々は自壊する事となる」
常任理事国代表1「世界各国の油田も崩壊し、石油は使い物にならなくなる」
常任理事国代表2「世界規模での異常気象が起きるから、世界各国の穀倉地帯も破綻する」
常任理事国代表3「地磁気もズタズタになる」
常任理事国代表4「時刻線も使い物にならなくなるし、領土領空領海の前提も崩壊する」
常任理事国代表5「そして民衆の不満は爆発する」
常任理事国代表1「そんなことになればさすがに我々でも防ぎきれるかどうか」
常任理事国代表2「そしてその隙を突いたアレクセイに全部持っていかれることとなる」
常任理事国代表3「そしてアレクセイが用意した『王者』に服従しなければならなくなる」
常任理事国代表4「生態系もズタズタになる」
常任理事国代表5「つまりアレクセイは自然をも支配する事となる」
常任理事国代表1「今まで誰も出来なかった『世界征服』と『自然征服』が同時に行われる事となる」
常任理事国代表1「直ちに国際テロリストとしてアレクセイを排除しなければ」
常任理事国代表2「そしてこの事を直ちに日本に知らせなければ」
常任理事国代表3「よせそんなことをすれば、大陸移動を引き起こすのにも核兵器は使える事を知られてしまうぞ」
常任理事国代表4「もし民衆がこれを知れば核兵器に対するイメージが悪くなる」
常任理事国代表5「それだけではない『大陸移動』というカードが日本にはある事を知られてしまう」
常任理事国代表1「そんな事になれば日本に対するイメージが悪くなる」
常任理事国代表2「それに『大陸移動』に対する備えを用意していない我々の欠陥が露呈する事となる」
常任理事国代表3「科学的に証明されているとはいえ『夢物語』のような現象が間近にあるということを我々は知らなかったと言う事になる」
常任理事国代表4「そして大陸移動を見据えた生態系を有した動物も植物も皆無だ」
常任理事国代表5「それは自然界を当てにしたところで、こういう時どうすればいいのかの手がかりは無いということを意味する」
常任理事国代表1「人類史にも大陸移動が起きた事例は無い」
常任理事国代表2「それはつまり、全人類にとって未知の体験ということを意味する」
常任理事国代表3「それだけではない日本文化は世界各国で見直されている」
常任理事国代表4「それに日本を常任理事国扱いすべきだという声も出てきている」
常任理事国代表5「それに核兵器所有はわれわれ常任理事国のシンボルといってもいい」
常任理事国代表1「これが公になれば核兵器廃絶の声は決定的なものとなる」
常任理事国代表2「それに捨て子を批判する声や、動物愛護団体の声が決定的なものとなる」
常任理事国代表3「それに大陸移動の備えを取る動きを起こさなければならなくなる」
常任理事国代表4「それはつまりアレクセイの『やりよう』を参考にしなければならなくなる」
常任理事国代表5「それに『情報公開法』により、この件は明るみになってしまう」
常任理事国代表1「そんな事になれば日本に対するヒエラルキーを変えなければならなくなる」
常任理事国代表2「それはつまりパワーバランスの崩壊を意味している」
常任理事国代表3「文明の仕切りなおしだ」
常任理事国代表4「それは民衆が不満を爆発させるきっかけになる」
常任理事国代表5「クソ!アレクセイめ、すべて計算づくでやっているのか!」
常任理事国代表1「われわれはこの件に関知しない、いや関知する事ができないのだ」
常任理事国代表2「クソ!成熟社会にして、高度情報化社会にして、グローバリズム化された文明社会であるがゆえに手も足も出ないのか!」
常任理事国代表3「じゃあわれわれはこのまま大陸移動が起きるのを指を加えて待てというのか!」
常任理事国代表4「環境テロに屈しろというのか!」
常任理事国代表5「いや、方法はある」
常任理事国代表5「ある人物に始末を依頼するのだ、その人物は国籍も身元も不明だが仕事は完遂する人物だ、その人物ならこの件の処理ができる」
常任理事国代表5「もし万が一この件が露呈したとしても、私一人の独断ということで責任を取ればいい」
それをいうと常任理事国代表5は退室した
常任理事国代表1「おい待つんだ!」
PART7「来日」
日本某所
工作員「結局のところやつらの正体も目的もわからないまま日本に来てしまった」
工作員「内密の調査だから日本政府に応援を頼むわけにも行かないし」
工作員「ん、あれは(マインドコメント)」
報告書を読むアレクセイとロベルト
アレクセイ「どうやらこのセクションの被験者は『王者』に適任のようだね」
アレクセイ「よくやったぞロベルト」
銃をロベルトに向けるアレクセイ
ロベルト「お待ちください、まだ彼らは『王者』になってはいません」
ロベルト「まだ彼らには世継がおりません、世継ができたとき保身に走るかどうか確かめておりません」
ロベルト「一族支配にはしったり、特権階級意識にはしったりしないかどうか確かめておりません」
ロベルト「それらにはしらず、民衆のために政治を行う人物だと確認取れて始めて『王者』になれるのです」
アレクセイ「そんな事はよく知っているよ、ソ連では辛酸をなめてきたからね」
アレクセイ「しかしもう時間がない、一刻も早い『王者』の到来を民衆は求めているのだよ」
ロベルト「私を殺すというのですか、これだけあなたに仕えてきた私を」
アレクセイはロベルトを射殺した
アレクセイ「すまないなロベルト、大陸移動の『ノウハウ』を知るお前を生かしておくわけにはいかないのだ」
アレクセイ「大陸移動を利権に利用する輩が出てこないとは限らないからな」
工作員「そうか奴が世界規模のテロを引き起こすために大陸移動を(マインドコメント)」
工作員「アレクセイが現体制に叛意を抱いているのは周知の事実(マインドコメント)」
工作員「これはいけない、直ちに国連に報告しなくては」
PART8「電磁波妨害」
日本上空
隊長「ええっ、たったの4時間で制圧を」
ゴルゴ13「この作戦の成否は工作員の報告に抜かりがないことと、依頼人が約束を守るかどうかだ」
隊長「EMPですね、それでしたら出来ますが、しかし…」
ゴルゴ13「米軍基地の演習で事故が発生したといえばいい」
ゴルゴ13「拠点は全部で4つ、一つの拠点をつぶすのに30分で移動時間も考えれば4時間もあれば十分だ」
ゴルゴ13「それにEMPの影響でNシステムもダウンしている、俺が車で移動した痕跡は残らない」
アナウンス「そろそろ降下ポイントです」
ゴルゴ13「それでは入ってくる」
見事な降下を行うゴルゴ13
隊長「頼むぞゴルゴ13」
日本アジト
VLBIによる計測結果と実験施設各所の映像を眺めるアレクセイ
アレクセイ「そろそろ、核を使う時だな(マインドコメント)」
突如映像にノイズがはしる
アレクセイ「何が起きたんだ」
オペレーター「電磁波妨害です、EMPを使ったものだと思われます」
アレクセイ「くそっ、カモフラージュのためにあえてEMP対策を導入しなかったのが裏目に出たか!」
アレクセイ「おのれ世界め!好き勝手なことをしやがって!」
セクション3全滅
セクション7全滅
セクション19
兵士「化け物だ、精鋭で固めたこのセクションをたった一人で」
セクション19全滅
セクション47
被験者たちに対し膝をつく兵士と研究者たち
被験者1「これはどうなっているんだ?」
被験者2「いつも酷い事ばかりしてきたお前たちがなぜ僕らに頭を下げる」
研究者「あれは涙を飲んでやっていたことなのです、あれらはすべてあなた達を『新世界の支配者』へとお育てするためにやっていたことなのです」
研究者「あなた達が暴政に走らない事と、暴政に立ち向かう意思がある事を確認取るためにあえてやっていたことなのです」
研究者「ここにいる全員があなたたちの味方です、ここにいる全員があなた達のために存在しているのです」
研究者「今はこれ以上詳しい説明をする時間はありません、というのも敵による妨害工作が行われました」
研究員の説明が理解できない被験者達
兵士「敵襲!」
銃声が鳴り響く
研究員「『救世主様』をお守りしろ!」
射殺される兵士と研究員
セクション47の外で襲撃を目撃する工作員
工作員「やった、国連が動いたんだ!」
そして残るは被験者のみとなった
被験者3「ああっ!!」
被験者達の前に現れるゴルゴ13
PART9「研究の終焉」
アレクセイの追跡取材を行い、捕まってしまった女記者
そこには人間を出産する牛がいる
男「ふっふっふ、体外受精による受精卵を別の哺乳類の体内に着床させる」
男「この技術を完成させたのは我々だけだ」
男「動物語を習得するから、奴等が何を言っているのか通訳させることもできる」
男「それに動物から生まれたから人間としてのアイデンティティが形成されることはない」
男「そして動物から生まれた人間に人権を与える体制は皆無だから、人権はない」
男「だから色々な人体実験を施すことができる」
男「しかもドナーの男女も戸籍がないやつ等を使っている」
男「だから血縁関係を根拠に戸籍を与えることもできない」
男「まさに『絶対的隷属』のために存在する子供の完成さ」
女記者「悪魔!お前なんか人間じゃない!」
男「わかっていないな、これはビジネスになるんだ」
男「人間を無条件征服したい人間はごまんといる、それをかなえるためにこいつらは存在する」
男「こいつらはクローン人間ではない、さらに言うと動物から生まれたとはいえ人間だから既に生まれたこいつらを殺す事はできない」
男「何しろ人権を与えるべきだと唱える連中が出てくるからだ、そしてこいつ等は奴隷になる事を自ら望む」
男「なぜなら、代理母とはいえ家畜が母親だからだ、奴隷として生きなさいと親に強く言われているも当然だからだ」
男「そして家畜は主人にはならない、だから奴らにとっての主人としてのノウハウは不要だからだ」
男「それに受精卵の時点で遺伝子組み換えをやっている、家畜特有の遺伝配列を組み込んでおいたからこいつらがが主人になることはない」
男「まさに『家畜人間』の完成さ」
男「すでにこいつらを買いたいと注文する豪族貴族はいる、もちろん奴隷としてだ」
男「そしてこの技術を有した我々がこのビジネスを独占するのだ」
女記者「ううっ、天罰が下るわよ」
男「ふっふっふ、あいにくだが俺は天罰を受けたことが一度もない」
ゴルゴ13が部屋に入る
男「誰だ貴様は!ここはアレクセイですら入れない部屋だぞ!」
ゴルゴ13「そのアレクセイはどこにいる?」
男「言うものか!」
男の右肩を打ち抜くゴルゴ13
ゴルゴ13「アレクセイはどこにいる?」
男「地下だ、地下室に」
言いながら銃を取り出す男
男「死ねー!!!」
ゴルゴ13に射殺される男
女記者「みていない、私は何も見ていない」
牛から生まれた子供たちを見るゴルゴ13
そして女記者を拘束している拘束具を銃で破壊するとそのまま立ち去った
PART10「野心の終焉」
アレクセイ「ようやく通信が復旧したか、さて『王者』よ、その御姿を見せるがいい」
ディスプレイに映し出されたのは射殺された研究員と兵士の姿だけだった
アレクセイ「こっこれは!?」
アレクセイ「緊急事態だ!直ちに集合するよう指令しろ!」
ゴルゴ13が部屋に入ると同時にオペレーター達を射殺した
アレクセイ「ああっ!!」
ゴルゴ13「お前の実験施設はすべて破壊した」
アレクセイ「そうかそういうことだったのか、世界も考えたものよの」
アレクセイ「万が一この計画が表沙汰になったとしてもお前なら仕事は完璧」
アレクセイ「それに戸籍不明のお前なら民衆に知れようがない」
アレクセイ「つまり闇から闇へと葬るのにお前は適任、そしてこの計画は水の泡となるか」
アレクセイ「だがお前にはわかるまいが今の世界に『大陸移動』と『変革』と『徳治政治』と『王者』はなくてはならない存在なのだ!」
ゴルゴ13「今の世界にとってではなく、今のお前にとって必要なのだろう」
アレクセイ「何!?」
ゴルゴ13「大陸移動を行ったところで、遺伝子操作を行ったところであの様な政治体制は起こらない」
ゴルゴ13「なぜならばあれは民衆と為政者の間で築き上げられた『約束事』だからだ」
ゴルゴ13「今世界であのような政治体制が起こらないのは、民衆が真にそれを必要としていないからなのだ!」
ゴルゴ13「大陸移動を引き起こすことで温室化された政治体制を求めるとは、最後の予見者も老いたな」
アレクセイ「違う!絶対に民衆は『徳治政治』と『王者』を必要としている!」
アレクセイ「もう少しで!もう少しで!『徳治政治』が蘇ったものを!」
アレクセイ「おのれっ!!」
ゴルゴ13に射殺されるアレクセイ
ゴルゴ13「時代の固定化は誰にもできない、過去は懐かしむ程度にとどめておくことだ」
それだけ言うとゴルゴ13は部屋から立ち去った
PART11「離散」
中東某所 農村
被験者1「そうですか僕はここで暮らせというのですね」
工作員「申し訳ございませんが、あなた達を家族の元に戻すと世界にとって大変困るのです」
被験者1「僕達を担ぎ上げる例の計画が明るみになるきっかけになるからだったな」
セクション47のことを回想する工作員
セクション47でゴルゴ13の前に姿を現す工作員
工作員に対し銃を向けるゴルゴ13
工作員「待てっ!俺は敵じゃない!!」
ゴルゴ13「ということはお前が国連が派遣した工作員か」
工作員「そうかやはり国連は動き出したんだ!」
ゴルゴ13「お前から送られてきた情報のうち3箇所は制圧した、ここもな」
そういうとゴルゴ13は被験者の方へと顔を向けた
回想を終える工作員
被験者1「それで、ほかのみんなはどこへ?」
工作員「17人は南米へ、27人は南アへ、26人はインドへ、残るみなはここ中東へ」
被験者1「そうですか、僕達はもう会えないのですね」
工作員「いえ、政治的結束をしない及びあの場所での体験を話さないという条件付ですが互いに連絡を取り合うことも出来ます」
工作員「近況報告を行う事は許されています、もっともそれを実行するしないはあなた達が決めることです」
工作員「そして動物と植物はそれぞれ研究資料として引き取られています」
しばらく考え込んだ後、農具に手をつける被験者1
工作員「助かった、これで肉親の元へと帰る意思を見せたら直ちに射殺せよという命令を実行しないですむ(マインドコメント)」
工作員「だがその代わり彼らがこの件をもらさないかどうか監視しなくてはならなくなった(マインドコメント)」
工作員「だがそれもいいかもしれない、何しろ彼らは『王者の卵』なのだから(マインドコメント)」
工作員「彼らとともに過ごす日々は、今までのどんなものよりも素晴らしいものとなるだろう」

 

それでは